いつも通りにアスパラガスを朝夕で収穫、選別、出荷し、お盆前ということで畑の耕耘を終わらせました。
ポツポツと生えている雑草の種類や密度を見ながら、畑ごとにどんな野菜の栽培が適しているのか考えます。
雑草が勢いよく茂らない箇所では、やはり野菜も元気に生育しませんし、酸性の土壌にしか生えることのないピンク色の花を見かけることもあります。
畑に凹凸があり水はけが悪い箇所では、やはり作物にとっても悪い影響があり、日当たりのよい場所を好む野菜もあれば、日陰を好む野菜もまたあります。
数年間も野放しにされていたような荒れた畑が健康的な野菜の栽培にとっては条件がいいかもしれないと思い、畑を開墾し野菜を植えたこともありますが、雑草に巻かれ、苗を虫に食べられ、管理がとても大変でした。
やはり、何年もかけて管理してきたフカフカで肥沃な畑が、何を植えても豊作になるようです。野菜を畑に植える前から勝負は決まっていると言っても過言ではありません。
苗半作とよく言われていますが、苗作りよりも、畑の土の管理のほうが重要なのではないかと感じています。
いい仕事をするためには何よりもまず前段階の準備が大切だという話でした。
トラクターで畑の耕耘作業
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